無痛治療

無痛治療について

 歯科治療は、外科処置が主流のため、どうしても「痛い、怖い」と言うイメージがあります。「できるだけ痛みがなく、安全な治療」を実践するため、基本的には以下のことに気をつけています。

① 医院全体を、ゆったりとリラックスできる雰囲気にする。
② 最新のテクノロジーを用いて、最小限の治療で、痛みも少なく、可能なかぎり短時間の治療を心がける。
③ 歯科医療スタッフ自体が、「治療は痛いもの」という認識を常に持ち、ゆっくりと痛くないように気をつけようとする意識を絶えずもつ。
④ 治療主体ではなく、「ワクワク楽しい」予防主体の病院を目指す。
⑤ どうしても治療に対する恐怖心が強い方には、笑気による鎮静を行い、リラックスしていただいてから治療を開始する。

患者さんにやさしい歯科治療のために

 診療室の雰囲気は独特であり、子供や恐怖心の強い患者さんでなくても歯科治療に対しては「嫌だな」という思いがあります。

 この歯科治療の恐怖や不安から患者さんを解放させるものが、「笑気吸入鎮静法」です。笑気は誰もが持つ「嫌だな」という気持をやわらげることができます。

笑気吸入精神鎮静法について

 笑気吸入精神鎮静法により患者さんは恐怖心や不快感といった精神的ストレスから解放され、穏やかな表情を呈し、リラックスした状態になります。

 実際に患者さんが経験する状況としては、おおむねお酒を飲んだときのほろ酔い気分に似ています。

 また精神鎮静法は患者さんの意識を消失させません。つまりもし患者さんの体調に異変が起こった場合、患者さんは不快症状として訴えることが可能です。ですから精神鎮静法が全身麻酔に比べてはるかに安全性の高い方法であるといえます。

笑気ガスは危険じゃないの?

 歯科治療に不安や不快をお持ちの方は多いと思います。治療の内容がごく簡単なものでも、やはり不安感を持つものです。その意味からすると、どんな方にも、どんな処置内容であっても適応と思われます。鼻閉などにより鼻呼吸のできない方には物理的に無理ですが、本来歯科治寮における禁忌症でなく、通院できる体力を有する方であれば安全に使用できます。

 また使用する薬剤は少量であり、肝臓や腎臓に対する影響はほとんど問題ありません。これらのことは精神鎮静法が全身麻酔に比べてはるかに安全性の高い方法であることを示しています。