当院にメインテナンスで来院される方を調査したところ、虫歯より歯ぐきの腫れが多いことがわかってきました。これは歯と歯、それに歯ぐきに囲まれた三角形の部分(歯間鼓形空隙)が磨きにくいためだと思われます。この部分は従来より歯間ブラシで磨くときれいになるのですが、毎日のことになるとついつい忘れてしまうことも多いようです。
こういったことを少しでも良くするために、当院では「つまようじ法」と呼ばれる特殊なハミガキの方法を歯科衛生士がマスターすることにより、メインテナンスにいらっしゃった方にプロのハミガキを体感していただいています。何回か続けるととても気持ちよく、くせになるようですよ!
つまようじ法とは、岡山大学の予防歯科学教室で新しく考案されたハミガキ法です。歯ブラシの毛先をつまようじのように歯と歯の間に押し込んで、食べかすやプラークをかき出します。歯と歯の間をきれいにできるのと同時に、歯の間の歯ぐきのマッサージができるため、毎日続けると歯だけでなく、歯ぐきまで健康になります。当院ではこの「つまようじ法」を推奨しています。

■メリット
1.歯ぐきが丈夫になる。
つまようじ法を使うと、プラークが効果的に取り除けるとともに、歯と歯の間の歯ぐきをマッサージできるため、強い健康な歯ぐきになります。
2.口臭が気にならなくなる。
口臭の原因は虫歯や歯周病、消化器系の不調などが大きなウェイトを占めているといわれています。つまようじ法は、歯と歯の間の食べかすやプラークをきれいに除去できるので、口内環境が向上し、口臭の予防につながるといわれています。
3.短時間のブラッシングでOK!
従来効果的とされてきたハミガキ法の「バス法」、それと「デンタルフロス」を併用すると、ブラッシングの後に歯と歯の間の汚れを落とすため、とても時間がかかっていました。つまようじ法ならブラッシングだけで歯の表面も間も全体が磨けるため、短時間できれいになります。
■デメリット
1.慣れないうちは痛みが出ることがあります。
2.歯ぐきが引き締まるまでは、出血する方もいらっしゃいます。